LOAFER
愛犬と「キャンプに行きたくなる家!」がコンセンプトのLOAFER
プラン
LOAFER
施工
BinO袖ヶ浦
プラン
LOAFER
施工
BinO袖ヶ浦
夢。
新築を建てて暮らすという考えは全く無かったです。アメリカのエアーストリームというキャンピングトレーラー(31Feetくらいが希望:約9.45m )を300坪くらいの土地に2台並べて、‶大型犬と一緒に暮らしたい”という夢があったんです。一人で住むならちょうどいいと思っていたし、そこにウッドデッキを組み立てるなどして、暮らすことを想定してました。
母が亡くなり、叔母が一人で実家に住むというので、家も古いし不便をかけさせたくないという思いで、キャンピングカーで生活する夢は一旦諦めて、家をどうするかということからスタートしました。古くなった実家では、バーニーズマウンテンドッグという犬種の大型犬を二匹と小型犬も飼っていたので、家を持つなら大型犬が飼える間取りもという事も考えてました。
タイミング。
家を建てるとしたら、そんなに大きい家は必要ないと思っていました。そして、建てるなら皆と同じような家は絶対に嫌だということも思い続けていました。新築にあるようなシステムキッチンとか、今は当たり前に‶ピシャっ!”と型にハマったようなピカピカの色鮮やかなデザインには全く魅力を感じないんです(笑)。新しい物はいつか古くなるし、古くなるとすぐ新しい物が欲しくなる。そんなのが嫌で、中古住宅っていう選択も頭を過ぎったんですが、実家の土地があったのでここに建てようと決心したんです。最初はインターネットで探し始めましたが、この近くに存在感があるB社があったのは知ってたので、買い物ついでに立ち寄って見学すると、木の感じが何となく気に入ったんです。この土地に合わせて模型まで作ってもらって、もうここで建てようというところまで話は進んでいました。ですが、インターネットで検索して気になっていたBinO(ビーノ)も見てみようということで、取扱店のネクストワンインターナショナルさんに予約をしたんです。が、定休日に電話をしてしまって…でも、真由美ちゃん(ネクストワンインターナショナル/関さん)が出てくれて日程調整してくれたんです。そこで電話に出てくれてなかったら、B社に決めてたかもしれません(笑)。
古き良き時代。
ネクストワンインターナショナルで一通り話を聞いてもらい、最初にカタログを見せてもらったのがLOAFERとCOVACOでした。もうカタログを見ただけで、「このLOAFERのサイズ感とカタチがいいなっ!」と一目惚れ!実物のモデルハウスが無いからということで、同じ千葉県のヒューマンホームズさんへ見学予約を入れてもらい、真由美ちゃん(ネクストワンインターナショナル営業担当)に同行してもらって見学しに行ったんです。玄関から入ると土間リビングがあったので、‶まさに、コレだ!”と直感しました。「普通の家っぽくないって、こういうのでしょっ!」って(笑)。古き良き時代じゃないけど、古いものの良さってあるからそれが似合う家だと確信できたんです。お金があればなんでも手に入るけど、自分がつくったものをカスタムできるんじゃないかっ!て。オモシロイ家だなと思って、こんな家に住みたいと!家を見ただけなのに、こんなにワクワクできるものかと思わされました。ネクストワンさんのモデルハウスのキッチン(LOST&FOUND)も気に入って同じのにしたいと希望しました。
愛犬と住む。
ヒューマンホームズさんのLOAFER見学では、玄関から土間リビングへの動線を実際に体感し、”ここで大型犬を飼ったら土間の真ん中に鎖をつけて排水溝を設置すればいいんじゃないか!?”と、思い描く愛犬との生活がその場で頭に浮かんだんです。愛犬と生活をするなら、‶臭い、毛、トイレ”この3つは必ずついてまわるんです。大好きな愛犬でも、この3つが気になると人はストレスを抱えてしまうから、このLOAFERなら、3つの条件をクリアできると確信が持てました。リビングに愛犬がいるという安心感もあるし、LOAFERの土間リビングプランに決断するのはとても早かったです。
薪ストーブ。
土間リビングのLOAFERを選んだ理由として、‶薪ストーブ”を入れたいということもありました。ネクストワンさんから、薪ストーブ会社を紹介してもらって、選んだコダワリのストーブです。キャンプは年間約20泊くらいします。特に真冬に行くキャンプが最高で、マイナス6℃でも平気。キャンプに行かない時でも、土間リビングで、‶薪火”を見てお酒が呑めます。借りている山から木を調達して、自分で薪割もします。乾燥させておく薪棚も自分で作りました。11月から3月で薪ストーブを使用しましたが、梅雨の時期にも家の湿気を飛ばす為に使用しました。キャンプに行けない時でも、薪火が見られるので満足しています。
キャンプに行きたくなる家、がコンセプト。
玄関収納はあえて外して、アンティークなアイロンストーブや、空襲が来た時に一瞬で消すことができる骨董品のランプ等を飾ったり、一目で趣味をわかってもらえる我が家の顔になってます。人と同じは嫌だから、お店っぽくしたかったんです。
工業系のインダストリアルな空間に仕上げたかったので、照明器具もコダワリで、‶インダストリアル、工業系”で検索して見つけたんです。天井の梁が好きで、電気配線の配管もむき出しにしたかった。この梁にKey等をかけておく飾りも、自ら制作したモノで、ココにしかない一点モノで気に入ってます。テレビ台は、以前住んでいたアパートから持ってきたもの(枕木をグラインダーで自分でカットした)ですが、この家にピッタリ馴染んで気に入ってます。
男の隠れ家。
この小屋裏は、‟男の隠れ家”。お気に入りのキャンプギアに囲まれて、TVを見たりして寛いでいます。小屋裏へ抜ける洋室からスライドシェルフ入口のスポット照明にもコダワリました。大人の隠れ家に相応しい何とも言えない雰囲気感に満足しています。
愛息子Ashがいつも近くに。
2階のフリースペースは、ワークスペースとして使用してます。自ら制作したパソコン作業テーブルは、無垢の木をカットし、アイアンの脚を合わせたオリジナルの作業台でこの空間に馴染んで気に入ってます。作業していて間違えた紙を丸めて、土間リビングにいるAshの方に投げると喜ぶので、仕事をしていても和むんです。1階と2階と場所が違うけど同じ空間にいることに安心できます。
愛息子Ash(アッシュ)。
LOAFERを建て、間もなくしてAshを迎えてからもうすぐ1歳になります。アラスカンマラミュートなので、この夏は、エアコン設定19℃と扇風機を回して乗り切っています。エアコンはつけっ放しですが、電気代は月額1万5千円くらいで、思ったよりかかりません。エアコンで冷えた土間で寝てる姿をみて、本当にこの家で良かったと思います。薪ストーブも冷たくなるので、Ashは薪ストーブをアイスクリームのように舐めてます(笑)。Ashの体重は42㎏にもなり、1回の食事(1日朝晩2回)が500gなので普通のワンちゃんが食べるような器では合わないから、薪入れを造作してこれも自ら作りました。土間リビングの上にある梁を活かして、ペットカメラも設置し、Ash専用の空間になっています。たまにソファーにも座ってAshがくつろいでいる様子を見ると良かったと感じます。
愛息子Ashを守る。
花火大会があった時に連れて行った先でポールに鎖で繋いでたんですが、花火音に驚いて首輪を引きちぎって脱走してしまったんです。Ashの捜索願いをInstagramで発信したり、何人の人達が動いてくれたことか(笑)。12時間後に無事捕獲し、皆さんに励ましの言葉を頂きました。この経験を活かし愛息子は私自身で守ることを誓い、得意の溶接で人間のベルトを改造して‶絶対壊れない”頑丈なAsh専用の首輪まで作りました。Ashは大型犬で存在感があるんですが、耳はたれて目がとても優しい温厚な犬種なんです。家の前は、近所の方のお散歩コースにもなっていて「Ash~」と声掛けしてくれて、窓際まで友達が寄ってくれて嬉しそうにしてます。
ドッグランにしたい。
公園が隣接地なので、西側2mほど離さないといけない規定があって、その間隔がもったいなかったんですが、できるだけギリギリまで寄せて建築することを決めました。おかげでリビングから見える公園の景色は我が家の庭のように見えるので満足しています。LOAFERの片流れも西から東向きに傾斜しているので、西日を避けることが出来て、この配置で良かったと思います。この家を建築する際に分かったんですが、今ある公園柵が我が家の土地に越境しているということを知り、柵を外していいただけるということでしたが、庭でAshや近い将来Ashの子供が生まれて、走り回ることを想定して柵はそのままにしてもらっています。
今は、自ら整地した瓦チップを敷き詰めたので、水はけも良く、防犯対策、何より愛犬を飼うということで消臭効果、防草効果もあり虫から愛犬も守れます。
ウッドデッキ。
新築最初の頃は、仲間が集まるとウッドデッキで普通の焼肉を楽しんでましたが、最近では、好きなように具材を刺して楽しめる焼き鳥にハマっています。目の前の森の緑とお酒を嗜みながら、庭をどうするかアイディアを考えています。
日常を楽しく。
仕事が終わってリビングで落ち着いてる時も、家の中を見渡すと毎日のようにアイディアが湧いてくるんです。自分で作った物がこの家に浸透してくれる楽しさがある。やっと探していた消火栓が手に入ったので、中を改造して玄関脇に水道として設置する予定です。配管も自分で引いて、Ashの足の洗い場にしたいと考えています。近所のワンちゃん達も水が飲めるようにしたいと思っています。
LOAFERに住んでからキッチンに立つようになり、カレーを作るようになりました(笑)。色々なスパイスも揃えて、楽しんで料理してます。
この先、新しいものはどんどん出てくるし、更新していかないと疲れてしまう世の中で、大人でも日常をワクワク楽しくさせてくれるこの家は無限大だと思っています。
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